2024年2月8日、小学館の第一コミック局が「セクシー田中さん」の原作者・芦原妃名子さんに対する声明を発表したことが話題となっています。
なかでも、声明の「最後の一文」に賛否の声があがっているようですが、「あざとい」という声が多数上がっているのはなぜなのでしょうか?
今回の記事では、【第一コミック局声明】最後の一文があざとい!その理由3つ!同情誘った?ということでまとめました。
第一コミック局とは?
小学館にはいくつかの局があり、その中で『第一コミック局』という部署があります。
第一コミック局の担当は、少女・女性漫画の編集部だということですね!


小学館といえばプチコミックだというイメージがある!
人気少女コミックだった「セクシー田中さん」の原作者・芦原先生も第一コミック局の編集部の方々と接する機会が一番多かったのではないかと推測できますね。
声明文の内容は?
セクシー田中さんの原作者・芦原妃名子先生が亡くなられたことを受け、小学館から外部向けの声明は出さないと報じられていましたね!
しかし、小学館の『第一コミック局』編集部一同からの声明文が発表されたことが話題となっていますね。
その声明文全文はこちら▼


この声明の最後の一文では「寂しいです、先生」という文章で終わっていますね。
いったいこれがあざといと言われているのはどうしてでしょうか?
例の声明、あんまり説明になってない気がするし皆言ってるけど私も最後の一文あざといなって思っちゃった
— りょう (@Ryo_229MH) February 8, 2024
編集部の独断で出したのかと思ったけど小学館了承済みたいなので納得です…
【第一コミック局声明】最後の一文があざとい!その理由5つ!
【第一コミック局声明】最後の一文があざとい!その理由5つ!ということでまとめました。
理由①少女コミックぽい
理由の1つ目は、いかにも少女コミックぽい感じがするという声が上がっていることです。
声明文としては異例の「感情ワード」を使っていますね。

説明的な文章の中に突然「寂しい」というワードがあるだけで親近感というか、読者の気持ちも代弁してくれている気持ちになりますね!
声明文を読む人の同情を誘っている感じがあざといという声があがっているみたいですね!
理由②泣き落とし
理由の2つ目に、泣き落としっぽくなっているのがあざといと言われている理由のようです。
声明文にはこんなことが書かれています。
・「セクシー田中さん」の原作者・芦原さんが亡くなられた原因やもっとやるべきことはなかったのか
・再発防止に努める
ある意味よくある「声明文」に最後の一文が効きますね。
ここに編集者の方々の気持ちがすべて詰まっているように感じます。
「あざとい」のは意図的とかではなく、編集者がこの声明文に込めた気持ちが表れているのではないでしょうか?
理由③余計に他人事ぽい
理由3つ目に、この最後の一文が余計に他人事ぽく聞こえてしまうということです。
これは「あざとい」とは言えないかもしれませんが、声明文に謝罪の言葉が欲しかったという声がSNS上で上がっている事実があります。
小学館編集部コメント、いろんな作家さんから出てる情報と照らし合わせても真剣な思いで出されたものと思うけど、最後の一文はちょっとな、とても残酷な言い方をするけど、外部の人からしたらあなたたちも「先生を守ってくれなかった人」なんですよね。そこを棚にあげてるような印象になってしまう。
— ちひろ (@llChiroll) February 8, 2024
声明文の捉え方も人それぞれなので、すべての人に認められる声明文はないかもしれませんが「芦原先生との関わりがある編集部は外部からみると関係者だ」という声がたくさんあるようです。
第一コミック局が声明文を出した理由は?
第一コミック局が声明文を出した理由はなんなのでしょうか?

小学館としての決断は、芦原先生の経緯については声明文を出さないということでした。
今回の声明文って現場の「コミック編集部」からであって「小学館」からじゃないんだよな
— 太刀 (@m1m2m3m4n5n6) February 8, 2024
現場の必死の抵抗かもしれない

編集部のみが声明文を出したってことね!
SNS上にあがっている声をまとめると、こんな感じ。
・編集部としては黙っていられなかった
・誠意
・小学館としての決断を納得できなかった
第一コミック局の声明文には、こんなことが書かれています。
私たち編集部がついていながら、このようなことを感じさせたことが悔やまれてなりません。
第一コミック局声明文
編集部として今回できることがなかったのか「悔やむ」という気持ちが声明文で伝えたかったことなのではないでしょうか?
まとめ
今回の記事では、【第一コミック局声明】最後の一文があざとい!その理由3つ!同情誘った?ということでまとめました。
芦原先生に携わっていた方々の対応に今後も注目していきたいと思います。
亡くなられた芦原先生には深く敬意とご冥福をお祈りいたします。